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第3回・天神川の自然観察・9月7日(日) |
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今回は千鳥橋方面の探索をメインに出発。毎回おどろかされる事ばかりで、今回もびっくり。前回あった倒木などは片付けられ、川の側も歩きやすくなっている。何よりもびっくりしたのは、川の荒れ方。何年前から放置されているのだろうか。護岸に使われていたと思われるコンクリートの固まり、石垣は崩れ、ツタがニシキヘビのように川をまたいでいる。早々の補修工事が必要だろう。
前回、一緒した寺門先生がおられたらよかった、断層(?)に赤っぽい石(六甲花崗岩)と緑っぽい石(布引花崗岩)の両方が見えるように思う。 |
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『環境再生医体験』NPO法人自然環境復元協会理事・赤尾整志
「あなたも環境(天神川)の町医者になってみませんか」のテーマで行われた。「現状の診察」「処方をたてる」「治療を行う」「ケアーを継続して」などの内容だ。天神川の全体像についても話され、神戸の川の多くが急流から暗渠(地下河川)になってる事。都市の中にある自然である事。
また、HPからの資料も用意され、
「神戸の河川改修の特長」では、平成9年の河川法の改正により、1級水系や2級水系の改修にあたって、河川管理者(天神川の場合は兵庫県)は河川整備基本方針と河川整備計画を定めることが義務づけられ、基本方針や整備計画を定める際は、流域委員会(懇談会)などを通じて、行政だけでなく、流域の住民や学識経験者の意見を反映させる事になっている。
神戸に地下河川が多いのは、明治の開港以来急速な都市化で、土地利用を優先させ、暗渠化し道路などを造ったが、今は河川を無くしてしまうことはせず、いつも水が流れる状態を保ち、可能であれば「せせらぎ整備」などを行っている。
などの話をしていただいた。天神川には役に立つお話だ。 |
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※次回「天神川の自然観察」は11月9日(日)です。
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