などです。
商品はいろいろありますが、浴室の広さや浴槽の形、そして何よりも使う人の身体的状況によって違いますので、本人と介助する人の動線によって、手すりの位置や向きも考えないといけません。案外位置を決めるのもむつかしいものです。でも、大事なことなのできちんとされた方がいいですね。手すりとは有り難いもので、しっかりと握るとやさしく支えてくれる「しっかり者の手」のように感じられました。 |
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手といえばもうひとつ、両手にはめて使う入浴用の手袋があります。シャボン(せっけん)をいっぱいつけて主人の背中や手足を洗うと、とても気持ちよさそうにしていました。この手袋で身体を洗うとスキンシップというのでしょうか、こちらもしみじみとやさしい気持ちになっていきます。介護される人にも、する人にとっても「やさしい手」です。
ひとくちに入浴介助といっても、本人の身体的状況によって負担は全然違います。主人の状態もゆっくりではありますが、変わっていきました。その状況に合わせつつ、できることと無理なことはきちんと分け、公的支援で支えてもらうようにしました。
やはり何でもそうですが、全部ひとりで抱え込まないことですね |