私の体験から トップ 生活ケア情報ページCC愛  
       
       
   
まず座ることから
 
お手製の食事テーブル
 
お手製のリハビリ用品
 
お風呂の中の「手」
 
ゆとりの箱
 
外へでる大切さ
 
「食べる」は大事
 
「待つ」むつしさ
 
人にやさしい服と靴
 
助けてもらって楽に
 
 
 
 
 
 
ベッドをはなれて食事をすることだけでも、生活のメリハリができます。
でも、食事のテーブルの高さと車イスの高さがあうとはかぎりません。特別のテーブルを用意するのも大変です。そこで考えたのが、車イス用の取り付け式テーブルです。これは、息子のアイデアです。
用意するのは
●化粧合板ー1枚(400x600 厚さ2.5mm)
 木目調がいいかも…(参考価格:¥550)
●塩ビ製コーナー材ー2本
 (20x1820 厚さ約2mm)
 (参考価格:¥170)
●木ネジ(皿木ネジ)
 (大きさ2.4mmx長さ6.3mm)
 (参考価格:40個入り¥80)
●すき間テープ(厚さ10mmx幅15mmx長さ2m)
 (参考価格:¥120)
●マジックテープのついたヒモー2本
(どんな物でもよいがしっかりととめられる物)
作るのはとても簡単で、車イスの幅より大きい化粧合板に長いコーナーをネジでとめるだけです。コーナーを取り付ける位置を、車イスの手すりの外の幅とあわせるのが肝心です。そしてコーナーと手すりを、ひもで固定して簡易テーブルができあがり。
わたしの家では、ちょうど息子のスキーの板をクルクルととめるマジックテープ付のひもが有り、それを利用しました。要するにしっかりと固定できたら何でもよいのです。
 
この食事テーブルの一番のアイデアは、この合板の上の四辺にスポンジのついたすき間テープを貼ることです。これは何かというと、汁物がこぼれたりコップをたおしたりしても、テーブルから流れて直接本人の身体にかからないためです。回りのスポンジが止めてくれるので、こぼしてもあわてることはありません。テーブルはあとではずして水で洗えます。
このテーブルでしたら車イスを移動して、どの場所でも食事がとれますね。
好きな場所で、時間がかかってもゆっくりと自分で食事をとる。
それはリハビリにもなりますし、自立の基本になるのではと思います。
 
   
         
当サイトの写真や原稿などの転載や二次使用を禁じます。 Copyright (c)2005 cc-ai hensyushitu all right reserved.