私の体験から トップ 生活ケア情報ページCC愛  
       
       
   
まず座ることから
 
お手製の食事テーブル
 
お手製のリハビリ用品
 
お風呂の中の「手」
 
ゆとりの箱
 
外へでる大切さ
 
「食べる」は大事
 
「待つ」むつしさ
 
人にやさしい服と靴
 
助けてもらって楽に
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうしても家に帰りたい主人に、病院から退院できる条件として言われたことは、まず車イスに座れること。もちろん主人もベッドだけの生活はのぞんでいませんでした。でも、ベッドから車イスへと、小柄なわたし一人で男の人を抱えるのは大変!できるのだろうかと二人とも不安でした。そんな時に病院で教えてもらったのが簡易移乗機「こまわりさん」。とにかく自宅へ帰りたい一心で、二人でやってみようとさっそく病院で練習を開始。「こまわりさん」を使って何回か練習しました。
 
 
その結果、一人でも車イスに座らせることができ、無事退院OK。
家へ帰ってからの「こまわりさん」は大活躍。わたしと息のあった動きで、主人の移動を助けました。「こまわりさん」という名前がついているように、ただの用具とも思えず皆にとっては家族の一員のようになりました。息子が運転する車に乗せて、外出時はもちろん旅行へも一緒に連れていきましたよ。
ただし、介助者と介護される人との体重差が大きすぎる場合や、介助者にペダルを踏み込む力がない場合、本人の上半身のマヒがひどい場合は使用がむつかしい(抱きつく力がいるから)ようです。価格がやや高いことも。(¥120,000 非課税)
全ての人に使えるとはいえません。でもわたしにとっては頼もしいもう一人の介助者でした。
一人で無理をしないで、使える用具は試してみる。頼める人にはたのんでみる。本人にできることは、できるだけしてもらう(何でもリハビリになります)。その時々の状態にあわせて、みんなで工夫することが必要ですね。
   
         
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