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車イスを使われている方は、長い時間を座る姿勢で過ごします。
前にはいていたお気に入りのズボンも、そのままではなにかと不都合。少し手直しして身体にやさしい服にしましょう。 |
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長い時間座っていると、後ろズボンが下がってしまい背中がのぞくことも。そんな時は後ろの股上を少し長くすると便利です。ズボンによって2種類の方法があります。 |
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●ウエストにゴムが入っているズボン ゴムを取り、縫いしろを全部広げる。ズボンによっては幅広のゴムをステッチがけして止めているものもあり、その時は外すのに多少手間がかかることもある。
座ると前がもたつき気味になるので、前部分は元の股上寸法より少し短めに、反対に後ろ股上は5〜7cm長くする。横からみると斜めに見えるくらいにする。布を折り返してゴムを通すが、布がたらない場合は、例えば元は3本ゴムが入っていたのなら1本にするか、裏に別布をあててゴム通しにする。(イラスト1) |
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●ウエストベルトが付いているズボン
ウエストにそって脇線より、前3cmから後ろ側全部のベルトを外す。共布があればよいが、なければ似かよった布や配色のよい布で、高さ5〜7cm
の山型のヨーク(縫いしろ1〜1.5cm)をとる。元のウエストにヨークをたすと後ろのウエスト位置だけが上がる。後ろを外したベルトは、中心で切って共布か別布をつぎ足し、ズボンと縫いあわせる。 |
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座るとズボンの前すそが上がってしまうので、足首の冷えをカバーするためにも、できるだけ甲の方を長くする。(イラスト4) |
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